先月、必要に迫られて購入した「CANON PowerShot SX130IS」。
※その経緯は、8/19のブログを参照のこと。S80のことも書いてある。
約1か月間、けっこう使いまくったので、良い悪いなどの感想を述べようと思う。
購入を考えている方は、参考にしてもらえれば幸いである。
噂では、8/23にモデルチェンジしてニューモデルが出る、ということだった。
が、実際は未だにニューモデルは出ていない。
でも、これは日本国内での話。
海外ではすでに「CANON PowerShot SX130IS」の後継モデル「SX150IS」が8/23に発表されている。
なぜかしら、SX140ではなく、SX150である。
画素数が12.1メガピクセルから14.1メガピクセルになったのと、ビデオ録画用の専用ボタンが設置されたのが大きな変更のようだ。
また、その他、細かい変更もされている。
詳しい情報を知りたい方は、下記のHPをご覧あれ。
デジカメinfo
http://digicame-info.com/2011/08/823powershot-sx150hs310hs.htmlCANON USA(英語)
http://usa.canon.com/cusa/consumer/products/cameras/digital_cameras/powershot_sx150_isSX150ISの商品紹介サイト(英語)
http://www.dpreview.com/products/canon/compacts/canon_sx150is※赤色のSX150ISがカッコイイ♪
さて、本題。
SX130ISの長所と欠点について。
<長所>
・大きさ
これは長所でもあり欠点でもあるが、持ちやすい。
・12倍ズーム
サイズが大きいのは、このズームのせいでもあるが、非常に有り難い。
35mm換算で、28−336mm
先日関空にて飛行機の写真を撮ったときに、すごく助かった。
デジタルズームを使うと、さらに望遠になる。あまりお勧めしないが。
12倍もあれば、ほとんど困らないのではないだろうか?
・画質
文句なし。
この値段で、S80以上の画質。
・液晶画面
今や3インチは当たり前であるが、大きくて見やすい。
太陽光が当たっても、けっこう見える。
・電池駆動
エネループを使っているが、300枚ぐらいは撮れるようで、かなり持ちは良い。
・マニュアル撮影ができる
この機種の売りの一つである。
・操作性
ずっとCANONを使っているせいか、操作に戸惑わない。
たぶんCANONが初めてでも、操作メニューは絵や言葉で表示されているので、直観的に操作できるのではないだろうか?
各ボタン、ダイヤル類も適度なクリック感があって良い。
設定メニューも、その設定が何なのか説明表示が出て親切。
・手振れ補正機能
私にとっては初めての機能。
レンズが暗いのを補ってくれる。
1/40のシャッタースピードで手振れしないことに驚いた。
・ストロボが手動
ストロボを使うには手でストロボを上げないといけない。
私にとっては、カメラが勝手にストロボ発光しないので有り難い。
<欠点>
・大きさと重さ
電池スペースと12倍ズームのため、コンデジにしては大きく重たい。
これが欠点になるかどうかは、その人次第。
電池とズーム機能に対してメリットを感じていれば問題ないでしょう。
・再生ボタン
カメラケースからの出し入れ時、再生ボタンに触れて、再生が始まることがある。
このボタンは、2秒ぐらい長押ししたら再生するように改善して欲しい。
再生ボタンを押したことに気付かず、そのままケースに入れてしまう可能性がある。
そうなれば、いつの間にか電池がなくなっていることだろう。
なので、ケースに入れるときは、特に注意しましょう。
・液晶画面
はっきり言って、23万画素では低すぎる。
マニュアルフォーカスで部分拡大したとき、よく分からない。
せめて46万画素は欲しい。
・オートフォーカス
ピントが合ってないのに、合焦したときの音が鳴る場合がある。
「フォーカスが正確ではない(違う所にピントが合っている)」というレビューをよく目にしていたので、撮影したら、その都度再生して画像確認している。
けっこうその作業がメンドクサイ。
・乾電池
アルカリ電池だと、すぐになくなる。
電池は非常用で、通常はエネループを使用することをお勧めする。
・ストロボの充電時間が長い
ストロボを使用した撮影では、ストロボ充電に10秒ぐらいかかる。
その間、画面はブラックで撮影ができない。
S80ではこんなことはなかった。
花火を撮影するときだけは、処理(書き込み)に時間がかかったが。
連続でストロボ撮影したいときには、致命的である。
「全国ジオラマップ」の取材時、角度を変えて、連続して撮影する。
これが出来ない。
かなりイライラさせられるので、この点はすごく気に入らない。
1枚1枚の撮影間隔が長い使用方法なら問題ない。
私の使い方に合わないだけのこと。
<総合評価>
太陽光での撮影では80点。
ちょっとフォーカスが信用できないので、20点マイナス。
ストロボ撮影では10点。
ストロボを使った連続撮影では、使い物にならない。
あくまでも、私の使用方法の場合である。
あらゆる条件での評価では、60点。
気に入っているが、どうしてもフォーカスの信頼性とストロボの件で評価は低くなる。
ただし、コストパフォーマンスは非常に高い。
5年保障を付けて¥15,000ほどだったが、これだけの機能と性能でこの値段は安い。
私のように連続ストロボを使用しないのであれば、たぶん100%に近い満足度が得られると思う。
要は、使い方の問題である。
私にとっては、やっぱりどんな状況下でも安心して使えたS80は良かった。
余裕ができたら、S95またはその後継モデルに買い替えたいなぁ。
そのサブとして12倍ズームの威力があるこのSX13ISを使うのが、私にとってベストかもしれない。
参考写真
28mm広角で撮影
12倍の最大望遠。このズーム倍率が、SX130ISの持ち味。
着地の瞬間。動いている物体でも、サーボAFで追従する。
何の面白味もない写真だが。。。
CANON PS SX130ISの宣伝
CANON 純正ソフトケース PSC-2450BK ※SX130ISやSX150ISに対応
エネループの充電器と単3形4個セットになったものエネループは、様々な種類がある。
そこで、ここでは「充電器と単3形4個セット」なったものだけをご紹介しよう。
SANYO NEW eneloop 充電器 単3形4個セット (単3形・単4形兼用) N-TGN01AS急速充電器ではない。そのため、充電時間が長い。故に、一番安いモデル。
SANYO NEW eneloop 急速充電器セット(単3形4個セット) N-TGR01AS私が購入したモデル。2個なら2倍速で急速充電できる。1個なら3倍速。
SANYO NEW eneloop 電池残量表示機能付き急速充電器(単3形4個セット) N-TGR03AS急速充電器で、さらに電池残量の表示が付いた最上級モデル。
上記3つのうち、ベストバイ(コストパフォーマンスが高い)なのは、私が買った「急速充電器セット(単3形4個セット) N-TGR01AS」である。