YAHOOニュースより
エコカー時代、消えた恩恵…止まらぬモータースポーツ撤退http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000081-san-bus_all関連ブログを読んでると、この記事に関する意見は賛否両論あるようだが。。。
車を愛する者としては、悲しいニュースだな。
「命がけで峠を攻める」。
若い頃は、バイクや車でそんなことをしてたっけ(笑)。
スピードとスリルとドライビングテクニック向上を求めて、よく峠に行ってた。
今はそんなヤンチャな若者が少なくなったのだろうか?
「もしドラ」を読まれた方は分かると思うが、企業とは利益追求よりも社会貢献が求められる。
その社会貢献のひとつに、「『夢を与える』という使命が企業にはある」と思っている。
関西では、次々と遊園地が閉鎖された。
でも、ディズニーランドやUSJは、依然人気が高い。
資本力の違いかもしれないが、大きな違いは童心に返れたり、楽しい「夢」を与えてくれるからではないだろうか?
美味しいものを求めて食べ歩きをするのも、ひとときの至福(夢心地)を感じたいためであろうと思う。
また、ブランド物を買うのは、自分が身に付けることでより素敵になれるように夢を持って買うのであろうと思う。
つまり、消費の根底には、その商品(企業)が夢を与えてくれるから、購入するんだと思ってる。
話を戻して。
昔、アイルトン・セナやプロストがマクラーレンホンダで活躍していた。
日本のメーカーのエンジンが、F1において世界最速だった時代だ。
ホンダパワー、すごいっ!
な〜んて、感動してたよ。
ホンダに対して、憧れや夢を持ったもんだ。
昨今は、ハイブリッドカー&エコカーやRVブームで、さっぱりスポーツカーが売れない時代。
でも、日産のようにGT-RやフェアレディZを販売し続けているメーカーもある。
売れなくても、そうゆうスポーツカーを作り続けているメーカーは応援したい。
車の原点である「走る」「止まる」「操る」というファン・トゥ・ドライビングを感じさせてくれる車は楽しいし、夢を感じる。
まぁ、その夢を感じる人が少なくなったから、スポーツカーが売れないわけだが。
しかし、自動車メーカーには、それを忘れて欲しくない。
レースをするのに膨大な資金がかかることも重々承知している。
また、利益を上げなければ、会社が存続できなことも承知している。
でも、レースをやめたり、スポーツカーの生産をやめたり、車に対する「夢を与える」ことを放棄してないで欲しいなぁ。
電気自動車のレースが、今後行われるそうな。
爆音もなく、モーター音とタイヤのスキッド音だけが響いているレースになることだろう。
・・・なんだかなぁ。
音楽ライブと同じで、あの体に響く大爆音も、レースの魅力なのに。。。
もう国産車に「走る魅力」を求められないのかもしれないね。
ただ単に移動するための道具。
・・・なんだかなぁ。
外車を買えってか?
冒頭で述べた「夢」。
やっぱり、企業は消費者に「夢を与えること」を忘れてはいけないと思うのだが。