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当ブログで行なっている「初心者向けWebジオラマ講座」の検索ガイドをDionavi内のページに設けてあります。
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  ★ 初心者向けWebジオラマ講座ガイド ★




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ジオラマの土台 製作(自作レイアウトボード)について

最近、ジオラマの土台(レイアウトボード)作成についての質問が増えてきた。
そこで、今日は土台の造り方を述べよう。


以前、チョ〜初心者向けジオラマ作成Web講座の第一弾でも簡単に作り方を記載しているが、より詳しく記載する。

写真立てや100均などで売ってるアクリスケース、飾り板、表札などの平面板にジオラマを作る場合とは、関係のない話だ。。
これから述べることは、べニア(合板)板やMDF(人工の木板)を使って、台を作る場合である。


先に、写真をお見せしよう。



これは、300×200mmのMDFに木枠を付けて作った台である。




裏側は、こんな感じ。


なぜ、木板にわざわざ木枠を裏打ちしているのか?

木板だけでも、ええやん。
と思われる方もいることだろう。


いくつか理由があるので、説明する。

1.木板の反りを抑えるため
   木は湿気を吸う。
   特にMDFは、人工の「木板」と言うより人工の「紙板」で、より湿気を吸いやすい傾向がある。
   つまり、湿気によって経年劣化して反りが出てくるのだ。
   その反りを少しでも抑えるために、木枠で固定している。
   まぁ、その木枠自体も反る可能性はあるので、完璧ではないが。
   油性のウッドシーラーを塗って湿気を防げば、より完璧になるだろう。
   当方の場合は、手間とウッドシーラーのコストがかかるので、そこまで行なっていない。


2.木板の強度を上げるため
   450mmまでの長さ(5.5mm厚)の木板なら、多少強度がある。
   しかし、600mm以上の長さ(5.5mm厚)の木板だと、上の重量によって歪む。

   以前にも書いたが、出張ジオラマ講座の依頼があり、生徒さんの自宅に訪問した。
   3×2mという、けっこう大きなレイアウトである。
   すでにレールが敷設され、多少地面も作成されていた。
   しかし、その土台を見て、当方は唖然とした。
   べニア板の厚さが5.5mmしかなく、さらに木枠が24mmの角材。
   明らかに、強度不足。
   実際、手で押すと木板が歪む。
   これでは製作途中で、上に設置した重量で土台や木枠が破損する。

   当方がタタミ1畳以上のレイアウトを作る場合は、厚さ12mmの木板を使い、木枠の角材は30〜35mm以上のものを使用する。
   土台の重量は相当な重さになるが、強度は十分である。

   土台を作る場合は、木板の厚さ、大きさ、木枠(角材)の太さのバランスを理解する必要がある。
   当方の例を挙げよう。
    長辺が300mm以下で、厚さ5.5mmの場合、木枠(角材)は15×9mmを使用している。
    長辺が450mm以下で、厚さ5.5mmの場合、木枠(角材)は18×12mmを使用。
    900×600mmの場合、厚さが5.5mmなら、角材は20〜24mmを使用。
   角材は太ければ太いほどいい。
   オーバースペックになってしまうが、強度の心配はまったくない。
   反面、重量は土台だけでも、相当な重さになってしまうが。   

   木枠について
    長辺が250mm以下の場合、「口」の形に木枠を作る。
    長辺が300mmや450mmの場合、「日」の形に木枠を作る。
    上記の裏側写真が、それである。
    長辺が600mm以上の場合は、「目」の形に木枠を作る。
    合板の中央の強度を上げるために、必ずやること。


3.完成時の見栄えを良くするため

   木板と木枠で土台を作った場合、必ず外周に化粧板を付ける。
   ※化粧板を付けないと側面の部材が見えて、非常にカッコ悪い。
   この化粧板の高さが高いほど、重厚感が出て、作品の見栄えが良くなる。
   

   これは、当方の作品である。
   かなり化粧板の高さ(厚み)があるが、どっしりとした安定感が出ていることがお分かりいただけるだろう。
   試しに、画像の化粧板の半分ぐらいを手で隠してみればいい。
   すごく安定感が低く感じると思う。

   つまり、木枠を付ける(側面の厚みを増す)副作用として、こんな効果もあるのだ。


木枠の役割を理解していただけただろうか。





では、実際の製作方法について述べよう。


木枠の角材が18×15mm以下の場合、木板に釘で打ち付けながら木枠を作っていく。



赤丸をした長辺の部分を先に木板に打ち付ける。
木板に打ち付ける前に、木工用ボンドを塗ることを忘れずに。

長辺に2本の角材を釘で打ち付けたら、次に短辺の角材を打ち付ける
短辺は1本ずつサイズを測ってから切り出した方が良い。
釘打ちが上手くいかないと、長辺の角材がずれることがある。
場所によって短辺の長さが異なることがあるからだ。

最後に、青丸した部分に釘を打つ。
これで完成。


木枠の角材が20mm以上の場合、先に「日」や「目」の木枠を作る。
垂直・直角に角材を切らないと、木枠がいびつになるので注意が必要。
電動ノコギリがあれば、ベストである。
木枠が完成してから、木板に打ち付ける。





ついでに記載しておくが、土台の上に直接ジオラマを作らないこと。
必ずスチレンボードやスタイロフォームを接着して、その上からジオラマを作るように。

土台がもし反ったとしても、スチレンボードやスタイロフォームがその歪みを多少吸収してくれる。
もし土台の上に直接ジオラマを作った場合、土台の反りの影響をモロに受けてしまうことになる。
また、レイアウトの場合、列車がレールを走るときに出る振動と走行音が土台に共振して、音がうるさくなる。
スチレンボードやスタイロフォームの上にレールが敷設されていれば、共振防音効果がある。
余分な製作コストがかかってしまうが、必ずスチレンボードやスタイロフォームを土台の上に接着することをお勧めする。



最後に、化粧板について。
化粧板を付けるだけで、グッと見栄えが良くなるということを写真で説明しよう。



これは、当方が販売している初心者向けジオラマ作成キットである。
 ※詳細はこちら↓
   ジオラマ工房 Dio☆Factory ジオラマ作成キットDK-Tr1A


これに化粧板を付けるだけで、かなり高級感が出る。



2mm厚のバルサ材を外周に接着して、ニスを塗ったものである。
側面に部材が丸出しより、化粧板を付けた方がより見栄えが良くなっていることが、お分かりいただけることだろう。
けっこう手間がかかる作業であるが、絶対に化粧板を付けることをお勧めする。






ジオラマの土台なんて、メンドクサクて作れるかっ!
という方は、下の商品をどうぞ。
いつも言っているように、製作の時間をお金で買うことができる。


レイアウトボード (鉄道模型)



トミックス。
600mm×900mm×40mmのサイズで、ボード表面は表面処理済の6mm厚ベニヤを使用。
複数を組み合わせて大型ベースボードにすることも可能。
付属のボルトで簡単に接続できる(連結用ボルト・ナット付属)。
※リンク先は「ホビーサーチ」

at 22:00, 艦長 TAKAYA, ジオラマ&模型作品 / ジオラマWeb講義

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