2016.09.18 Sunday
フジミ ちび丸ミリタリーNo.1 10式戦車 〜制作記・塗装について
超貧乏なため、未だに「シン・ゴジラ」を観に行けない管理人です(苦笑)。
さて、Facebookでは「シン・ゴジラ」の影響のせいか、
10式戦車(以下、ヒトマル)の模型が盛況のようです。
それを眺めていた当方は、無性にヒトマルが作りたくなり、積みプラの「ちび丸 ヒトマル」を作ることにしました。
それを眺めていた当方は、無性にヒトマルが作りたくなり、積みプラの「ちび丸 ヒトマル」を作ることにしました。
では、制作記です。
この「ちび丸 ヒトマル」は、接着剤のいらない模型です。
ちょっと差しにくいパーツもありますが。。。
この「ちび丸 ヒトマル」は、接着剤のいらない模型です。
ちょっと差しにくいパーツもありますが。。。
※こうゆう場合、ヤスリで削ってから差してます
※接着剤を使用しなくても組立てられますが、当方は流し込み接着剤を使用して接着してあります。
パーツ点数も少ないですし、小さいパーツがほとんどありません。
※接着剤を使用しなくても組立てられますが、当方は流し込み接着剤を使用して接着してあります。
パーツ点数も少ないですし、小さいパーツがほとんどありません。
マーキングも水転写デカールではなくシールですので、初心者向けの模型でもあります。
素組なら、半日で完成するでしょう。
素組なら、半日で完成するでしょう。
でも、素組だと車体がダークグリーンで足回りがシルバーになり、とてもおもちゃっぽいですので、ぜひ塗装することをお勧めします。
というわけで、塗装について記載していきたいと思います。
まずは、下地処理に「薄いグレーのサーフェーサー」をスプレーします。
目的によってサーフェーサーの色を変えた方が良いですが、今回は無難な「薄いグレー」をチョイス。
別にサーフェーサーで下地処理をする必要はありません。
大昔はサーフェーサーなどなく、直接塗装してましたし、なんの問題もありませんでしたから。
ただし、サーフェーサーで下地処理をすると、いろいろなメリットがあります。
・色の発色が良くなる
・塗料の食いつきが良くなる
・キズを発見しやすい
などです。
特に隠ぺい力が弱い色(赤・青・黄色など)の場合は、下地(プラ)の色に影響を受けます。
発色を良くしたい場合などは、薄いグレーのサーフェーサーを塗った方が良いでしょう。
カーモデルを塗る場合は、サーフェーサーの効果を実感できるかと思いますので、特にお勧めします。
サーフェーサーの下地処理はやらなくてもいいけど、やったら仕上がりに多少の効果がある。
という感じでしょうか。
サーフェーサーを塗ってから、ベース色のタミヤ・アクリル塗料の「フラットアース」を塗りました。
リアルな色合いを追求するわけではないので、自分が好みの色を選んでいます。
ベース色を塗り終えたら、次に迷彩塗装に取り掛かります。
タミヤ・アクリル塗料の「ディープグリーン」を塗ります。
マスキングガムを使用して、迷彩の塗り分けを行ないました。
迷彩塗装とマスキングガムについて記載した別ページがありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
次にマーキングシールを貼ります。
水転写デカールではないので、初心者の方には貼りやすいですね。
個人的には段差が少ない水転写デカールの方がいいですが。。。
余白がけっこう目障りなので、マークのギリギリのところで切り取った方が良いです。
マーキングシールを張り終えたら、シールを保護するためにクレオスのトップコートつや消しをスプレーします。
マーキングシールを張り終えたら、シールを保護するためにクレオスのトップコートつや消しをスプレーします。
これで後からウェザリングしても剥がれにくくなります。
さて、いよいよ最終段階。
ウェザリングに取り掛かります。
ウェザリングと言っても、様々な手法があります。
当方がミリタリー模型の場合、初めにやるのが「フィルタリング」です。
様々な色の油彩を点のように車体に着け、それを車体上で混ぜ合わせる作業です。
フィルタリングすることによって、塗装が落ち着いた色合いになります。
★注意点
フィルタリングすると塗装のトーンが落ちて、暗くなります。
そのため、車体に塗る塗料は「明るめ」の色を塗ります。
フィルタリング前(車体の塗装終了時)に暗い色で塗ってしまうと、さらに暗くなってしまいますので、注意が必要です。
キングタイガーの実例
フィルタリング前(車体塗装終了後)
明るめの色を塗っています。
フィルタリング後
塗装のトーンが落ちて、落ち着いた色合いになっているのが分かると思います。
フィルタリング後、トラブルが発生!
なんと! 砲塔部分が割れてしまいました(T_T)
フィルタリング時、油彩を薄めるのに「テレピン油」を使用しています。
それがプラを侵して割れてしまったようです。
これまで何度もフィルタリングを行なってきましたが、初めての出来事です。
たぶん、フジミのプラとの相性が悪かったんでしょうね。
エナメル系塗料を使う際は、注意が必要です。
ある方から「クレオスのウェザリングカラー溶剤を使用した方がいい」とアドバイスを受けました。
フィルタリングが終わったら、次に「スミ入れ」。
クレオスのウェザリングカラー「ステインブラウン」と「マルチブラック」を混ぜて、ピンポイントにスミ入れを行ないます。
ピンポイントとは段差のある部分のところです。
スミ入れを行なうことによって、輪郭がはっきりし、より立体的に見えるようになります。
ウェザリングの最終作業は、「ドライブラシ」。
クレオスのウェザリングカラー「サンディウォッシュ」をドライブラシします。
フラップの部分や車体の凸の部分にドライブラシを行ないます。
これで完成!
塗装とウェザリングにひと手間かけると、よりリアルな雰囲気になりますよ♫
at 23:00, 艦長 TAKAYA, ジオラマ&模型作品 / ジオラマWeb講義
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