「哀愁のガチャーネン」〜1/35ガチャーネン・ジオラマ制作記2〜 鋳造表現編
前回の「購入編」に続き、
ここからは1/35ガチャーネンの塗装について記載していきます。
ベースは、「 S.A.F.S.スネークアイ 」です。
塗装前のプロポーションをご覧ください。
ゲート処理をしたあと、パーティングラインをヤスリで消してあります。
まだ接着してません。
その理由は、「鋳造(ちゅうぞう)表現」をするために手を加えるからです。
鋳造とは、
高温の溶けた鉄を鋳型に流し込んで作る方法で、独特の表面の荒れがあります。
これが金属の質感や重量感をかもし出してくれるのです。
※鋳造について ←ウィキ
鋳造表現は、模型の世界でも戦車をはじめとするAFVで見ることが多いですし、マシーネンクリーガーでも多用されています。
当方も鋳造表現をこのガチャーネンに取り入れたいと思います。
では、その鋳造表現の方法ですが、
とても簡単です。
タミヤ・パテをガチャーネンの表面にこすり付けるだけ。
手が汚れるので、薄いゴム手袋をしてから作業した方が良いです。
当方は塗装のときにも、石粉ねんどをいじるときも使用してます。
あると便利な作業ツールです。
パーツをバラバラにして、タミヤ・パテをこすり付けました。
「塗る」のではなく、あくまでも少しこすり付ける感じです。
できるだけ「ザラつかせる」のがコツです。
塗ってしまうと厚みが増し、ボテッとした仕上がりになってしまいますの注意が必要です。
ハッチなどのミゾがパテで埋まってしまいますので、
パテが乾燥する前に「つまようじ」などでスジ彫りします。
パテが固まってからだと、どこにミゾがあるか分からなくなるので、乾燥前にスジ彫りした方が効率的です。
パテが乾燥したので、仮組をしてみました。
表面に凹凸感が出ています。
これが塗装をしたときに、いい味を出してくれるのです。
右手とジェットノズルとホースは、鋳造表現にしませんので素のままです。
さて、いよいよ塗装に入ります。
「哀愁のガチャーネン」〜1/35ガチャーネン・ジオラマ制作記3〜 塗装編 に続く。
at 23:00, 艦長 TAKAYA, ジオラマ&模型作品 / ジオラマWeb講義
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